最寄の駅から2駅...改札を抜け出たすぐ側の
ビルの1階にあるお洒落な居酒屋で義父は待っていた
店員に通された席では義父は既にビールを飲んでおり
莉那が前の席に座ると
「腹減ってるだろ好きなもの食べろよ」
「あ、、うん!」
「酒は飲めるのか?」
「少しくらいはね」
ドリンクが先に持ってこられ
少し間をおいて注文した料理が順番にやってきた
アルコールが入ったせいか義父と母のあの事は忘れ
他愛の無い会話に盛り上がり楽しい時間が過ぎて行った
3杯目のお酒を注文してすぐ莉那は席を立った
「お義父さん、、ちょっと失礼~」
陽気な声でお手洗いへと向かう莉那
笑顔で見ていた義父の顔が真剣になった
ごそごそとポケットから何かを取り出し
店員が持ってきた莉那のサワーに入れ
何食わぬ顔でビールを飲み干す
「はぁースッキリした~」
と笑いながら席に戻った莉那に
「なんだ、、女の子が」
何事も無かったように笑いながら
通りかかった店員にビールを頼む義父・・・
頼んだ料理も食べ終わり少しして
「さーそろそろ行こうか莉那、、」
「うん...」 と
席から立ち上がった莉那がよろめいた
「ああーちょっと酔っちゃったかな~」
「おいおい、、大丈夫か」
斜め後ろから少し支えるようにし
支払いを済ませ店の外に出る
「う~ん何だかぼーーっとしてる」
ふら付きよろめく莉那を支えながら歩き
駅のロータリーのベンチに座らせた
「だいじょうぶか莉那?」
「あ~...う、、、うーん」
義父の声が少し遠くに聞こえ出す莉那
「しかりしろ、、そこのタクシー乗り場まで歩けるか」
「ぅ......ん....」
力が抜けたような莉那をタクシーに乗せ
後から自分も乗り込むと朦朧としてる莉那を横目に
行き先を告げるとタクシーは走り出した。。。
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