乱れてた息も頭の中も体も.....
全てが少しずつ元へと戻っていった
足だけが少しカクカクとする...
ゆっくりと体を起こすと彼は私にバスタオルを手渡し
「シャワー浴びて来いよ」「うん。。。」信じられない出来事と自分の行動を思い出しながら
ゆっくりとシャワーを浴び、全てを洗い流すように
キレイに体を洗い尽くしリビングへと戻った
そこは、、、もう何事もなかったかのよう綺麗に片付けられていた。
彼は無言でグラス1杯のミネラルウォーターを差し出した
一気に飲み干すと冷たいミネラルウォーターが
まだ少し火照った体に染み込むようだった
「送っていくよ、、着替えれば・・・」身支度を整えた私を彼は車で送ってくれた
もう、、、すっかり太陽が昇っていた...
ほとんど会話もないままマンションへ着いた
「あ、、ありがとう」「昨日の全ての事はオレからの最後のプレゼント.....」「あ、、、じゃぁ....」何も言えないまま車を降りた
≪これで最後。。。。。≫
なんとも言えない気持ちのまま部屋へ帰り
暫く呆然としてると携帯が鳴った。。。
彼からのメールだった....
「もうひとつのプレゼントは下の郵便受けに入れておいた
きっと必要になるだろうから」何だろう。。。
もう、、後でいいや.....
そう思ってそのまま眠ってしまった
起きるともう日は沈みうっすらと暗くなっていた
彼のもうひとつのプレゼントも気になったし
ビールを買いに行くついでに取ってこよう
私はコンビニへ行きビールを買って
郵便受けにある綺麗な紙袋を取って
部屋へと戻った
ビールをグラスに注ぎ紙袋を開けてみると
それは
彼の部屋で使った大人のおもちゃ.....
使用したはずのおもちゃは綺麗にされてあった
≪なんで、、、こんな物を・・・・≫
自分のいやらしい行動を思い出した.....
必要になるだろうから・・・・・
そんなハズない、、、もう必要なんか無い....
捨てるに捨てれないおもちゃをクローゼットの奥へとしまった。。。。。
次回へ続く