暫くの余韻の後私は乱れ濡れた体をシャワーで流し
着替えて部屋に戻ると彼は、、、
「こっちには時々来るんだけど、、、あの、、
あ、、また、、会ってもらえないかな、、、」
そんなつもりなんて全然なかったし
相手にとってもその場限りだろうと思ってたので
何だか上手く返事が出来ず
「えっ。。あ。。そうですね、、ご縁があれば・・・」
「あ、、、そうですね、、ハハハ・・・」
少しガックリする彼が可愛く見え思わず
「あの、、連絡先を教えていただけるならまたこちらから、、、」
彼は慌てながら電話番号とアドレスをメモし手渡してくれた
「明日の夜お帰りになるんですよね」
「あ、、はい、、、」
そして、、少しの会話の後
「それじゃぁ私はこれで、、、」
「あ、、送りますので少し待って下さい」
「いえ、、下にタクシーもあるようですし。。」
「じゃぁ、、下まででも、、、」
そう言うと彼は服を着て下まで送ってくれた。。。
「それでは、、、」
「はい、、じゃぁお気をつけて、、、」
行き先を告げるとタクシーはゆっくり走り出し
ガラス越しに笑いながら手を振り彼と別れた・・・・・
タクシーの中で彼に手渡されたアドレスのメモを見ながら
いろんな事を思い考えた。。。
そしてあくる日の夜彼にメールを送った
そろそろお帰りになる時間でしょうか、、、
昨晩は美味しい食事と素敵な時間を有難うございました
たったこれだけの愛想の無いメール...
スルーされればそれはそれで全然良いと思い
とりあえず送ってみるとすぐに返信が来た
今から新幹線に乗ります。
こちらこそ本当に有難うございました
まさかメールを頂けるとは・・・嬉しい限りです
ごく普通のメールのやりとりを2,3通続け
最後に「またメールしていいですか?」との彼のメールに
「はい、、お待ちしてます」とメールを送り返した・・・
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