女性3人と男性1人は行為が終わるとシャワーを浴び
淡々と帰り支度をし笑顔で帰って行った。。。
残った私たち4人もシャワーを浴び身支度が出来頃は
もう日も落ちすっかり暗くなってからだった・・・
「どう?これから4人で食事でも行かない?」
このまま、、、食事へ行っても話なんて出来そうもないし
私は帰ることにした、、、そんな私を見て送ろうか?と
言い出したのは春樹ではなく隆だった
「貴方は付き合ってくれるわよね」
梨香さんが投げかけた言葉に春樹は黙って頷いた・・・
この時、、あぁ...春樹とはもう彼氏と彼女とかっていう
そんな関係ではないんだ...そう実感した。。。
タクシーでの帰り道無言の私に隆が
「何か言いたいんじゃない?」
いろいろ聞いて話をしようと意気込んでた気持ちは薄れ
このままなるようにしかならないと思いだした私は
「ぁあ。。。もういい。。。」
その言葉を無視するかのように隆は
「少し、、、、話しようか......」
そう言うと私の部屋へ向かうタクシーに
「すいません、、やっぱり●●●へ行ってください」
と告げた
行き先は隆の部屋・・・・・
部屋へ着くと隆は暖かいコーヒーを入れてくれ
何かと私に気を使ってくれた
静かに私の前に腰を下ろした隆が
「初めて4人で会った後オマエの彼氏は......
手渡されていた梨香の連絡先に電話をかけ
俺に会いたいからと言って来た・・・・」
黙々とその話をする隆の目は真剣だった
私が隆との事、、過去、、
春樹へ打ち明けた事を隆に言い
「もう、、お互い好きっていう気持ちだけでは
無理になってきてる...アイツが良いならと思ってたけど
今回俺は、、、アイツに応えてやれない事がよくわかった
そして俺も自分で自分の事がよくわかった......
最後に...1度だけアイツに恥かしい姿を晒して
俺は梨香さんと・・・・・」
そう言ってあの場を作ってもらったらしい・・・
隆と梨香さんの企みではなかった.....
「梨香はあんな性格だけど人を貶めようとか不幸にしよう
なんて思う人じゃないよ...優しい愛を持ってなきゃ
Sではいられないんだよ・・・・・」
「うん。。。春樹の事は仕方ない事だと思うし
どんな形にせよ、、いずれ別れていたと思うから....
ただ。。隆や梨香さんが何を考えてるのかと思っただけで.....
それと、、いつまでこんな事が続くんだろうって・・・」
「ややこが嫌ならもうやめるよ、、」
そう言って隆は下を向いて黙った・・・・・
秘密の体験Ⅰ/乱れ交わる ~ ≫
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